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動物と仕事コラム

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災害救助犬とは?仕事内容や訓練士・ハンドラーになる方法をわかりやすく解説!

災害救助犬とは?仕事内容や訓練士・ハンドラーになる方法をわかりやすく解説!

こんにちは!北海道エコ・動物自然専門学校です!
地震や土砂災害などのニュースで、がれきの中から人を捜す犬の姿を見たことはありませんか?
その犬たちは「災害救助犬」と呼ばれ、災害現場で行方不明になった人をいち早く見つけ出すために活躍しています。

「犬に関わる仕事がしたい」と考える人の中には、この災害救助犬の活躍にあこがれて、関わる方法を知りたいと思う人も多いのではないでしょうか。

北海道エコでは2025年も総合ペット学科の学生と犬のペアが6組も災害救助犬認定試験に合格しています。
専門学校生で合格者を輩出しているのは道内唯一で、これで3年連続の合格となります。

災害救助犬認定試験合格について詳しくはコチラ

3年連続で合格者を輩出している北海道エコが、災害救助犬の仕事内容や訓練の仕方から、災害救助犬に関わる仕事に就く方法まで、わかりやすく解説します。

災害救助犬とは?

災害救助犬とは、地震や土砂崩れ、台風などの災害で、倒壊した建物やがれき、土砂の下に埋もれてしまった人を、捜し出す犬のことです。
英語では「サーチ&レスキュードッグ」とも呼ばれます。

人が入り込めない危険な場所や、目では見つけられない場所でも、犬は空気中に漂うわずかなにおいをたどって人の居場所を特定します。
人を見つけると、その場で吠えてハンドラー(指導手)に知らせるのが基本です。

どんな場所で活躍しているの?

災害救助犬が活躍するのは、地震で建物が倒壊した被災地や、大雨による土砂崩れの現場などです。

また、災害だけでなく、山で遭難した人や、認知症などで行方がわからなくなった高齢者を捜す場面でも、その能力が役立てられています
国内の災害はもちろん、海外で大きな地震が起きたときに、救助チームの一員として派遣されることもあります。

警察犬や他の使役犬との違い

犬が人のために働く「使役犬」には、警察犬や麻薬探知犬、盲導犬などさまざまな種類があります。

この中で災害救助犬は、「災害で行方不明になった人を捜す」ことに特化しているのが特徴です。
犯人を追う警察犬とは目的が異なり、あくまで“人を助ける”ことが最大の役割です。

実際の救助犬の様子をショート動画にまとめていますので、ご覧ください!

災害救助犬の主な仕事内容

災害救助犬の仕事は、においを頼りに人を捜し出すことです。
ここでは、具体的にどんな活動をしているのかを見ていきましょう。

地震や土砂災害での捜索活動

大きな地震や土砂災害が起きると、倒壊した家屋やがれきの下に人が取り残されてしまうことがあります。

こうした現場では、時間がたつほど救助が難しくなるため、少しでも早く人を見つけることが重要です。
災害救助犬は、人が入れないがれきの隙間などのにおいを嗅ぎ分け、生存者のいる可能性が高い場所を絞り込みます。

災害以外での行方不明者の捜索

災害救助犬の力は、災害以外の場面でも活かされています。

たとえば、山で道に迷って動けなくなった登山者や、外出先で戻れなくなった高齢者の捜索などです。
広い範囲を人の手だけで捜すのは大変ですが、犬の嗅覚を使うことで、効率よく捜索を進めることができます

現場での活動の流れ

実際の現場では、ハンドラーと災害救助犬がペアになって行動します。

ハンドラーが犬に指示を出し、犬はにおいをたどりながら捜索エリアを調べていきます。
人を見つけたら、犬は吠えるなどのサインでハンドラーに知らせ、その情報をもとに救助隊が救出活動を行います。
犬・ハンドラー・救助隊が力を合わせる、チームプレーの仕事です。

災害救助犬になれるのはどんな犬?

「災害救助犬になるには、特別な犬でなければいけないの?」と思うかもしれません。
しかし、訓練を行うことで、どの犬も救助犬になれる可能性があります。

向いている犬種

災害救助犬には、ラブラドール・レトリバーやジャーマン・シェパード、ボーダー・コリーなど、嗅覚がすぐれ、体力があって作業意欲の高い犬種が多く見られます。

ただし、犬種だけで決まるわけではありません。
過去には、保護された元野犬が訓練を経て災害救助犬になった例もあります。
大切なのは犬種よりも、その犬の性格や適性です。
また、小型犬は狭い場所の捜索が有利など、現場によって必要な犬が変わることもあります。

求められる性格・資質

災害救助犬に向いているのは、「においを捜すのが好き」「人と一緒に何かをするのが好き」という性格の犬です。

また、災害現場は音やにおい、人の動きが多く、犬にとって落ち着かない環境です。
そうした中でも冷静に行動できること、あきらめずに捜し続ける集中力や体力も欠かせません
人や他の犬に対して攻撃的でないことも、大切な条件のひとつです。

災害救助犬になれるのはどんな犬?

災害救助犬はどうやって育成される?

災害救助犬は、専門的な訓練を積み重ねることで、少しずつ育てられていきます。

「宝探し」から始まる訓練

救助犬の訓練は、いきなり難しいことをするわけではありません。

最初は「かくれんぼ」や「宝探し」のような遊びからスタートします。
人を見つけたらほめてもらえる、おもちゃがもらえる、という経験を積むことで、犬は「人を捜すこと=楽しいこと」として覚えていきます。
楽しみながら学ぶことが、訓練の基本です。

認定試験に合格して活動する

遊びの延長で捜索を覚えた犬は、より実践的な訓練へと進みます。

そして多くの場合は、救助犬を育成する団体などが行う認定試験に合格して、はじめて実際の現場に出動できるようになります
試験では、決められた広さの中から人を見つけ出す能力などが確認されます。
犬とハンドラーがペアで合格を目指すのが一般的です。

ハンドラーとのチームワーク

災害救助犬は、ハンドラーと二人三脚で活動します。

犬が出すわずかなサインを見逃さないためには、日頃からの信頼関係づくりが欠かせません。
訓練では犬だけでなく、ハンドラーも一緒に学び、お互いの呼吸を合わせていきます。
このチームワークこそが、救助の成否を左右する大切な要素です。

災害救助犬はどうやって育成される?

災害救助犬の歴史と日本での活躍

これまでの災害現場での活躍

災害救助犬は、国内外のさまざまな災害現場で活躍してきました。

大きな地震が起きた被災地や、土砂災害の現場に出動し、救助隊とともに人命救助にあたっています。
令和6年(2024年)に発生した能登半島地震のような大規模災害でも、救助犬が現場で活動しました

日本にはどのくらいいるの?

日本では、主に民間のNPO法人や訓練団体が中心となって災害救助犬を育成しています。

認定を行う団体が複数あるため、正確な総数を一概に示すことはできませんが、実際に現場へ出動できる認定犬の数は、決して多くはありません
それだけ、犬を育てる人やハンドラーの役割が重要になっているといえます。

災害救助犬に関わる仕事「ハンドラー・訓練士」とは?

災害救助犬の活躍を支えているのは、犬とペアを組む「ハンドラー」や、犬を育てる「訓練士(トレーナー)」の存在です。

ハンドラー・訓練士の仕事内容

ハンドラーは、現場で犬に指示を出し、犬のサインを読み取って救助隊に伝える役割を担います。

訓練士は、犬の適性を見極めながら、捜索の訓練や社会性を身につけるトレーニングを行います。
どちらも、犬の行動を正しく理解する知識と、根気強く向き合う姿勢が求められる仕事です。

仕事のやりがいと大変なこと

人の命を救う現場に関われることは、大きなやりがいにつながります。

一方で、災害はいつ起こるかわからず、出動は過酷な環境になることも少なくありません。
災害現場は、人も犬も命に関わる危険な現場なのです。

災害救助犬に関わるには?

「災害救助犬に関わる仕事がしたい」と思ったとき、どんな道があるのでしょうか。
代表的なルートを紹介します。

消防・警察などの公的機関で関わる

消防や警察、自衛隊などの中には、救助犬を活用している組織があります。

これらは、公務員として働きながら救助犬に関わる道です。
ただし、採用された全員が救助犬を担当できるわけではなく、限られたポジションになります
公務員を目指す場合は、公務員試験の対策などの準備も必要です。
北海等エコでは、公務員試験対策講座でその対策を受けることができます。

NPOや民間の訓練団体で関わる

日本の災害救助犬の多くは、民間のNPO法人や訓練団体によって育成されています

こうした団体で、ハンドラーや、犬を育てるトレーナーとして関わる道があります。
犬の訓練スキルを活かして救助犬の育成に携わりたい人にとって、有力な選択肢のひとつです。

必要な資格はある?

災害救助犬のハンドラーやトレーナーになるために、必ず取らなければならない国家資格はありません

大切なのは、犬の行動学やしつけ・トレーニングに関する専門的な知識とスキルです。
こうした力は、ドッグトレーナーとしての学びの中で、実践的に身につけることができます。

北海道エコでドッグトレーナーを目指せるのは総合ペット学科

高校生のうちにできる準備

高校生のうちからできることも、たくさんあります。

まずは、犬とふれあう機会をもったり、動物に関するボランティアに参加したりすることです。
また、救助の仕事には体力や根気強さも欠かせないので、何かを最後までやり切る経験をしておくこともよい準備になります
専門学校のオープンキャンパスに参加して、実際の学びを見てみるのもおすすめです。

北海道エコのオープンキャンパスはコチラ

高校卒業後の進路

高校卒業後は、動物系の専門学校や大学へ進学し、犬について専門的に学ぶ道が一般的です。

特に、専門学校では、犬のしつけやトレーニング、行動学などを実践的に学ぶことができます。
そこで身につけた知識や技術を土台に、救助犬の育成団体などへ進む人もいます。

災害救助犬に関わるには?

災害救助犬の仕事に向いている人

犬が好きなだけでは務まらない理由

災害救助犬に関わる仕事は、「犬が好き」という気持ちがスタートになりますが、それだけでは務まりません。

犬は思うようにすぐ動いてくれるわけではなく、訓練には時間がかかります。
犬の気持ちを理解し、根気強く向き合い続ける姿勢が、何よりも大切です。

体力・観察力・責任感が求められる

災害現場での活動には体力が必要ですし、犬の小さな変化に気づく観察力も欠かせません。

また、人の命に関わる仕事だからこそ、最後まで責任をもってやり抜く強い気持ちが求められます
これらの力は、日々の学びや経験を通して、少しずつ育てていくことができます。

災害救助犬についてよくある質問

災害救助犬は引退後どうなるの?

災害救助犬にも、年齢とともに現場を離れる引退の時期があります。

引退した犬の多くは、里親のもとや、これまで支えてくれた人の家庭で、一頭の家庭犬としてのんびりと余生を過ごします

救助犬の「心のケア」って何?

犬も、うまく人を見つけられない状況が続くと、気持ちが落ち込んでしまうことがあります。

そのため、訓練や現場で“発見できる成功体験”を意識的につくり、犬のやる気を保つ工夫がされています
これも、ハンドラーや訓練士の大切な役割のひとつです。

災害救助犬に会える場所はある?

救助犬を育成する団体のイベントや、防災訓練のデモンストレーションなどで、災害救助犬の活動を間近に見られることがあります

犬の仕事に興味がある人は、そうした機会に足を運んでみるのもよいでしょう。

災害救助犬についてよくある質問

災害救助犬についてのまとめ

災害救助犬は、災害現場で人の命を捜し出す、頼もしい存在です。
そして、その活躍の裏には、犬を育て、支えるハンドラーや訓練士の存在があります。

災害救助犬に関わるには、まず犬について専門的に学び、訓練のスキルを身につけることが第一歩です。
「犬が好き」「犬に関わる仕事がしたい」という気持ちを大切に、自分に合った進路を見つけていきましょう。

災害救助犬についてのまとめ

まずは、ドッグトレーナーのお仕事を知ってみませんか?

北海道エコのオープンキャンパスでは、ドッグトレーナーの学びや仕事について詳しく紹介しています。
実際に犬とふれあいながら、訓練を体験することもできます。

犬に関わる仕事に少しでも興味のある方は、ぜひ一度オープンキャンパスに参加してみてください!

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