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【NEWS】本校学生が飼育技術学会で講演を行いました

お知らせ ニュースリリース 在校生向け

2026年3月3日、4日に東京で開催された第33回飼育技術学会において、本校の動物医療飼育学科希少生物保全コースの大和谷彗七さん(北海道北見北斗高校出身)が講演を行いました。

大和谷さんは一般社団法人野生生物生息域外保全センターで学生研究員として活動しています。

同学会は動物園・水族館の飼育技術者や獣医師、飼育員を志す学生など、約200名の専門家・関係者が集まり、その中で「モズをモズとして育てるために〜人工育雛と環境適応のデザイン」という講演タイトルの元、発表を行いました。

アカモズの保全に向けた基礎研究として、近縁種であるモズを用いた人工育雛個体が、本来の行動や性質を獲得するための環境設計について発表しました。

認知や行動発達の観点から課題を整理し、具体的な対応策を提示する内容は、専門家からも高い関心を集め、多くの質問が寄せられました。

現在、日本国内で個体数が激減しているアカモズは、北海道と長野県でのみ繁殖が確認されている希少種であり、環境省のレッドリストでも絶滅危惧種に指定されています。

一般社団法人野生生物生息域外保全センターでは、北海道大学、人間環境大学、豊橋総合動植物園と連携し、長野県産アカモズの分散飼育に加え、近縁種であるモズを用いた飼育・繁殖技術の開発に取り組んでいます。

特に長野県個体群の減少が顕著であることから、分散飼育や人工育雛技術の確立は急務とされています。

本校は同センターと密接に連携し、動物医療飼育学科希少生物保全コースの学生は研究員として実際の保全プロジェクトに参画し、調査・飼育・研究・発信まで一貫して経験することができます。

 

今回の講演は、学生研究員が専門家と同じ舞台で研究成果を発表するという、本校ならではの実践的な学びを象徴する機会となりました。

今後も野生生物の未来を守る人材育成と、科学的根拠に基づく保全活動を推進していきます。