int(4303) 普段の飼育|Vol.09|ECOPRESS|北海道エコ・動物自然専門学校
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普段の飼育
Vol.09 ようこそ、エコの両生類・爬虫類ワールドへ。
2018.11.01

普段の飼育

小野 由晃さん (2年・帯広農業高校出身)、砂田 菜摘(1年・白老東高校出身)

普段はどんな感じで飼育していますか?

小野:
エサを与える日とそうでない日で分かれていて、エサを与えない日は霧吹き、水換え、個体確認などを行います。エサを与える日はヘビにマウスを与えたり、毎日エサを与えているカメにはエサの内容を曜日ごとに変えたり、雑食の動物には肉と野菜をバランスよく与えたりします。冷凍の肉だとビタミンが不足してしまう場合があるので、生きたマウスをカメに与えてみるなど、色々と試すこともありますね。スピークセオレガメがビタミン不足で目が腫れた時は、ビタミンが豊富な根菜類や鶏のキンカンを与えるなど、様々な工夫をしたこともあります。

砂田:
個体によりエサをあげるペースが違うので、体重が増えていたら少し間隔をあけたり、エサの大きさを調整したりなど、考えながら行っています。

飼育をするときに気をつけていることは?

小野:
自分はヘビに噛まれないように気をつけています。それは自分が嫌だからではなく、噛むヘビにとってもストレスになるし、もし噛んで人の血の味を覚え気性が荒くなってしまうと飼育の障害になるので、お互いのことを考えて注意を払っています。また“噛んだら人は手を避ける”と覚えてしまうと噛む回数が多くなるので気をつけています。

砂田:
やっぱりストレスを与えないことにとても気を使いますね。個体確認をする時に長時間見過ぎることもストレスになるので、体調の変化など小さなことでも見逃さないよう気をつけながら手早く集中して行います。

いつも周りを明るくする笑顔が印象的な砂田さん。爬虫類チームのムードメーカーでもある彼女の夢は、カメレオンを飼うことなんですって。

 

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