int(4303) 爬虫類を好きになったきっかけ|Vol.09|ECOPRESS|北海道エコ・動物自然専門学校
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爬虫類を好きになったきっかけ
Vol.09 ようこそ、エコの両生類・爬虫類ワールドへ。
2018.11.01

爬虫類を好きになったきっかけ

小野 由晃さん (2年・帯広農業高校出身)、砂田 菜摘(1年・白老東高校出身)

両生類・爬虫類のミリョクを、在校生に聞きました!

爬虫類を好きになったきっかけはなんですか?

小野:
入学当時は爬虫類よりサーバルキャットやミーアキャットみたいな肉食動物が好きだったんです。でも少しだけ興味があったので、試しに爬虫類チームに入ってみたことをきっかけにどんどんのめり込んでいきました。1年生の頃にヒョウモントカゲモドキを自分で買ってからは、本格的に爬虫類が好きになりました。確かに爬虫類が苦手な人もいますが、実際よく見ると目が可愛かったり、哺乳類などと違って同じ種類でも柄が違ったり、色とりどりだったり、それぞれに個体差があるのが魅力だと思います。

砂田:
始めは爬虫類って可愛いかも、と思う程度だったのですが、オープンキャンパスで見た、たくさんの爬虫類が印象に残っていて、入学してから入った爬虫類チームで爬虫類にしかない魅力があることに気づき、さらに好きになりました。哺乳類には鳴き声があるけど爬虫類には鳴き声がほとんどないので、よく観察しないと変化に気づけないところも面白さのひとつです。

一匹一匹の体調を確認しながらヒョウモントカゲモドキにエサを与える小野くん。大好きな両生類・爬虫類だから、愛情をもって大切に飼育します。

小野:
哺乳類でも個体によって体色が違ったりしますが、例えば目の色が白か黒かの差くらいなんです。その点ヒョウモントカゲモドキの場合だと、ソリッドアイとかターミネーターアイ、レッドアイなど目にもいろんな柄があったり、体の色もノーマルだけではなく、ハイイエローとかレモンなど、色々な黄色があリます。また、色の濃さによってモルフ(柄)が違うので、最近は自分で繁殖させて様々な柄を生み出してみたいと思っています。遺伝子を計算するモルフ計算という方法があって、出したい柄を出すためにきちんと計算しないといけないのでなかなか難しいですが、調べれば調べるほどのめり込みますね。それと特に自分はヘビの質感が好きです。爬虫類は毛が生えてないのですが、ヘビは見た目がギラギラしていてウロコに覆われ、とても固そうですが、実際に触ってみると柔らかかったり、しっとりしていたりするギャップが好きです。

砂田:
私は動物を飼育するケージ内のレイアウトを自分で考えることが楽しいです。爬虫類は温度の変化など環境の違いでストレスを感じてしまうので、動物に合わせて植物を入れてみたり木を入れてみたり、色々と自分で考えながら試してみて、うまくいったときはとても嬉しいですね。うまくいかない時でも、この次はどうしようと考えるのも勉強になるし、楽しみながらできるところがすごく好きです。

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