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ファシリティドッグとは?育成に関わることはできる?気になるギモンを詳しく解説します!

ファシリティドッグとは?育成に関わることはできる?気になるギモンを詳しく解説します!

こんにちは!北海道エコ・動物自然専門学校です!
「ファシリティドッグとはどんな犬のこと?」「将来、育成に関わることはできる?」
犬に関わる仕事を目指している方なら、一度は気になったことがあるかもしれません。

近年、医療や教育の現場で活躍するファシリティドッグが注目を集めています。
ただかわいいだけの存在ではなく、専門的なトレーニングを受け、子どもや患者さんの心を支える頼れる存在です。

この記事では、「ファシリティドッグとは何か?」という基本から、種類や育成方法、将来の進路まで、わかりやすく解説します。

 

ファシリティドッグとは?

ファシリティドッグとは、医療機関や福祉施設、教育機関など特定の施設(ファシリティ)に常勤し、専門職とともに活動する犬のことです。

単発の訪問活動ではなく、病院や施設に継続的に所属し、スタッフの一員として働きます。
特に有名なのは、小児病院で入院中の子どもたちを支える医療ファシリティドッグです。

例えば、

  • 手術前に不安で泣いている子どものそばに寄り添う
  • 痛みの強い処置のときに気持ちを落ち着かせる
  • 長期入院中の心の支えになる

といった役割を担います。

「癒し」だけでなく、その施設のチームの一員として、心理的サポートを行う存在であることが大きな特徴です。

ァシリティドッグにはどんな種類がある?

医療ファシリティドッグ

病院、特には小児病棟で活動する犬のことを指すケースが多いです。

医師や看護師などと連携しながら、子どもたちの不安やストレスを和らげます。
処置への付き添いやリハビリのサポートを行うこともあります。

高い衛生管理や安定した性格が求められ、厳しい基準をクリアした犬だけが活動できます。

教育ファシリティドッグ

学校や特別支援学級などで活動します。

  • 登校が不安な子どものサポート
  • 読み聞かせプログラムへの参加
  • 心理的な安心感の提供

など、子どもたちの学習や社会性の発達を支えます。

「学校に行きたくない」と感じていた子が、犬に会いたくて登校できるようになった、というケースもあるようです。

療育ファシリティドッグ

発達支援施設や福祉施設で活動する犬です。

発達障がいのある子どもや、心に傷を抱える人たちに寄り添い、コミュニケーションのきっかけをつくります。

  • 犬に触れることで感覚刺激を得る
  • 指示を出すことで自己肯定感を高める

など、専門職と連携しながら療育の一部を担います。

ファシリティドッグとセラピードッグの違いは?

「ファシリティドッグとはセラピードッグと同じなの?」と思う人も多いでしょう。
大きな違いは、活動スタイルと所属形態にあります。

所属
  • ファシリティドッグ:特定の施設に常勤
  • セラピードッグ:ボランティア訪問が多い
活動頻度
  • ファシリティドッグ:継続的・日常的
  • セラピードッグ:定期訪問・単発が中心
役割
  • ファシリティドッグ:医療・教育チームの一員
  • セラピードッグ:癒しや交流が中心

セラピードッグも大切な存在ですが、ファシリティドッグはより専門性が高く、職員と同じように責任ある立場で活動するのが特徴です。

なぜ、ファシリティドッグが注目されているの?

近年、ファシリティドッグが注目されている理由は、心のケアの重要性が高まっているからです。
医療や教育の現場では、身体だけでなく「こころ」の支援が重視されています。

特に小児医療では、

  • 長期入院によるストレス
  • 痛みや不安
  • 家族と離れる寂しさ

といった課題があります。
ファシリティドッグの存在によって、

  • 処置時の恐怖心が軽減された
  • 子どもが前向きに治療に取り組めた
  • 医療スタッフとのコミュニケーションが円滑になった

などの効果が報告されています。
社会全体でメンタルヘルスへの関心が高まる中、今後さらに需要が広がる分野といえるでしょう。

ファシリティドッグはどのように育成されている?

ファシリティドッグになるには、厳しい選抜と専門的なトレーニングが必要です。
主な流れは次の通りです。

  • 子犬の選抜(適性チェック)
  • パピー期の社会化トレーニング
  • 基本訓練(服従訓練・落ち着き)
  • 医療・教育現場を想定した専門訓練
  • ハンドラー(担当職員)とのペア訓練

特に重要なのは、

  • 人に対して穏やかで安定した性格
  • 大きな音や環境変化に動じないこと
  • 長時間落ち着いていられること

などの資質です。
また、犬だけでなく、ハンドラー(看護師や専門職)との強い信頼関係も欠かせません。

ファシリティドッグの育成に関わるには?

「将来、ファシリティドッグの育成に関わりたい!」と思った人もいるかもしれません。
関わり方にはいくつかの進路が考えられます。

①ドッグトレーナーを目指す

専門学校や動物系大学で訓練技術を学び、補助犬育成団体などで経験を積みます。

②動物看護師・獣医師になる

医療現場で働きながら、ファシリティドッグと連携する立場になることも可能です。

③ハンドラーを目指す

看護師や福祉職として現場で働き、犬とペアで活動する道もあります。

ファシリティドッグに関われるドッグトレーナーになるには?

まず前提として、ファシリティドッグはまだ日本では数が少なく、育成団体も限られています。
そのため、普通のしつけ教室やペットショップ勤務だけでは、関われる可能性は低いのが現実です。

では、どう近づくのか?ポイントは3つです。

①「補助犬育成」の分野に進む

ファシリティドッグは、盲導犬や介助犬などの“補助犬”と同じく、専門的な育成ノウハウが必要です。
まずは、

  • 盲導犬育成団体
  • 介助犬育成団体
  • 補助犬総合育成団体

たとえば、

  • 日本介助犬協会
  • 日本盲導犬協会

などで経験を積むことが近道です。
ただ、このような団体も求人は多くないので、まずは通常の訓練所などで経験を積みながら、求人情報を掴むことも必要になります。

②医療・福祉との連携経験を積む

ファシリティドッグとは、医療や教育のチームの一員として働く犬です。
つまりトレーナー側も、

  • 医療現場での安全管理
  • 感染症対策の理解
  • 子どもや患者への接し方

を理解していることが重要になります。
そのため、

  • 動物介在活動(AAA)
  • 動物介在療法(AAT)

に関わる団体での経験も有効です。

③直接、ファシリティドッグ育成団体を目指す

日本で医療ファシリティドッグの導入を支援している代表的な団体として、シャイン・オン・キッズがあります。

このような団体では、海外の育成団体と連携しながら犬を導入しています。
ただし、求人は非常に少なく、経験者採用が中心です。

そのため、ドッグトレーナーとして経験を積みつつ、情報を集めてチャンスをものにすることが重要になります。

まずは、ドッグトレーナーのお仕事を知ってみませんか?

北海道エコのオープンキャンパスでは、ファシリティドッグだけでなく、犬に関わる色々な仕事について、プロの講師や、ドッグトレーナーを目指す在校生に相談することができます。

また、実際に犬の訓練など、お仕事の体験もできます!
ドッグトレーナーのお仕事に少しでも興味のある方は、是非参加してみて下さい!

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